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新型コロナウイルスについて② 

新型コロナウイルスについて② 

新型コロナウイルスについて② 5月号
 
猪岡内科
糖尿病療養指導士 中村郁恵
 
世界中で驚異的に流行している新型コロナウイルス。
前回2月頃にまとめた「コロナウイルス①」に続きまして、現時点(4月10日)でわかっていることを資料にまとめます。
 
【症状】
40%は無症状、40%は風邪のような症状、残りの20%が重症化(入院が必要)します。
 
症状は咳、痰、鼻汁、だるさ、嗅覚異常、味覚障害、下痢、嘔吐、食欲不振などがあり、重症の場合は、呼吸困難、息切れなどがあります。
 
大半の方は無症状もしくは風邪症状で、発症~1週間程度から少し長引く程度で治癒します。
一方で、2割の方は発症してから1週間が過ぎても発熱、息苦しさ、咳が続いており肺炎の悪化があるようです。
その中でも2~3%は人工呼吸器が必要なほど重症化する経過になってしまい、それは高齢の方や基礎疾患がある方のほうがハイリスクといえます。

 
【検査の現状】
現時点で行われている検査は、保健所で行っているコロナPCR検査ですが、特異度は高く、感度は低いです。
感度は7割程度といわれており、例えば、コロナウイルスに感染している人を100人検査したら、70人くらいは陽性になりますが、残りの30人は感染しているのにも関わらず、陰性という結果がでてしまい見逃されてしまう可能性があります。
(つまり、PCR陽性であればまず間違いなく感染しているが、PCRが陰性であったとしてもコロナウイルスに感染していないとは断定できません。
 
さらに、宇都宮市における4月10日現在の検査体制は保健所のみで行っており、その検査能力は1日当たり最大24人とのことです。(宇都宮市の人口は50万人)
そのため、接触歴のある方、全身状態の悪い方などが優先的に検査されており、症状が軽いとなかなか検査してもらえないことが現状のようです。
 
また、会社より「病院に行ってきて」などの指示を受ける方もいますが、先述したような事情により、現在の保健所ではすぐに検査ができる体制にありません。
そして、検査の感度をみても陰性だったから=コロナウイルスに感染していないという証明にはなりません。
 
栃木版での専門家会議も始まり、宿泊施設に提供を呼び掛けたところ、10施設500床の応募があったそうです。まずは速やかに検査が受けられて、無症状者・軽症者は自宅・ホテルで隔離・療養できて、感染を広めないような体制が整うことを期待しています。
 
【症状が出たら】
風邪のような症状や、味覚異常、嗅覚異常がでたら速やかに会社に電話連絡し、
最低2週間は自宅療養しましょう。
その際は、家族とできるだけ別居し、換気、手洗い・マスクの着用、食事は部屋を別室にするなどの対策が必要です。消毒剤はアルコール、次亜塩素酸(キッチンハイター)が有効です。
 
37.5℃以上の熱が4日以上続くようなとき(高齢者は2日)、強いだるさや息苦しさがあるときには、
医療機関を受診せずに、相談窓口に電話連絡しましょう。

 

●宇都宮市在住の方の相談窓口の連絡先
・新型コロナウイルスの相談のコールセンターが出来ました。
24時間いつでも 0570-052-092
・宇都宮市保健所 〒321-0974 宇都宮市竹林町972
平日  午前8時30分~午後5時15分の連絡は TEL 028-626-1114
夜間・休日の連絡は TEL 028-626-1102

【やっておくこと】
必要な分だけの食料の備蓄をしておく。
ご自身や家族に風邪のような症状が出たときに、外に出歩かなくて済むような量の備蓄を用意しておくと良いでしょう。(買占めは×です)
 
・イブプロフェンの服用は避ける。
フランスではイブプロフェンが入っている解熱剤が、ぜん息の持病を悪化させるおそれがあるといわれていますが、他の国では医師より必要と判断されている人は服薬をやめるべきでないと意見が分かれています。
イブプロフェンと同じ非ステロイド性抗炎症薬である一般的な処方薬は「ロキソプロフェン」(ロキソニン)が該当、市販薬では「イブ」「ナロンエース」「バファリン」などが該当します。

もし、市販の風邪薬を服用するのであれば、アセトアミノフェンが主成分の
「新セデス」「ナロン錠」「ノーシン」を選ぶと良いです。
※市販の薬は同じ名前でも鼻用・のど用で成分が異なるため、呼吸器の持病がある方は薬の箱に「イブプロフェン」と記載されていないもの服用を勧めます。



持病のある人は薬をきちんと飲む。
例えば糖尿病の方は、高血糖な状態では免疫機能が落ちており感染しやすい状態であることが報告されています。
食後の血糖値が高い時は、白血球の貪食能(ばい菌を食べてくれる)が低下しており、
さらに、糖尿病に合併する血管障害があると酸素や栄養が組織に届きにくく、好中球(ばい菌を食べてくれる白血球の一部)が感染している部位への到達が遅くなり、感染しやすくなります。
こんな時だからこそ普段よりも、お食事、運動、薬の飲み忘れに気にかけて、血糖コントロールを良い状態に保ちましょう。



【おうちでエクササイズ】
体操教室や活動を伴うイベントの相次ぐ自粛で、自宅で過ごす時間が長くなりました。
お家でもできる筋トレで筋力を保っていきましょう。
 
・プランク

1.両ひじと両ひざを床につける。

2.両ひざを伸ばして、30秒間静止する。両肘と前腕でしっかりと床を押し込むように意識するのがコツです。

・難しい方は膝をついて、頭から膝までを一直線にして姿勢をキープします。

 
・ポイント
30秒1セットを1日2セット行うことが目安です。
背筋を伸ばし、体全体が一直線になるようにし、顔は顎が上がりすぎないように自然に斜め前を向きます。
慣れないうちは30秒キープするのがキツいと感じるかもしれません。
その場合はできる秒数から自分のペースで実施してみてください。
くれぐれも無理のないように1日1秒ずつ記録を伸ばしてみようという気持ちで行うといいでしょう。
 
一日でも早いコロナウイルスの終息を願って、みなさま今はおうち時間楽しみましょう♡
 

2020-05-25 12:07:34

コロナウイルス

 
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