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猪岡内科コラム

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免疫力を上げるための日常習慣

免疫力を上げるための日常習慣

免疫力を上げるための日常習慣
 猪岡内科
糖尿病療養指導士 中村郁恵
 
 今年も新しい年が始まりました。
師走を忙しく過ごしてきたぶん、体も気分もホッとしてなんとなく体調を崩しやすくなる季節です。
病院的にも本格的な冬の到来、インフルエンザが流行る季節になりました。
新年1本目は、インフルエンザに負けないように免疫力を上げる習慣のお話しをしたいと思います。
 

【この時期に流行るインフルエンザ】
インフルエンザといえば、38度を超えるような高い熱が出ること、全身が非常にだるく、関節が痛くて家の中にいても何も出来ないほど具合が悪い…というようなイメージがあります。

高熱は、私たちの身体に菌やウイルスが侵入してきた際の防御反応です。
体温をあげることで自分の免疫を活性化させて、外から入ってきた病原体と戦う攻撃力を高めています。
最近ではインフルエンザになっても微熱が出るくらいで風邪と見分けがつかないような方が全体の2割くらいおり、特に高齢者で多いといわれています。

 高齢の方がインフルエンザウイルスに感染すると、熱はあまり出ないのに肺炎を起こしたり、重篤になってしまうことがあります。
これは、外敵から身体を守る免疫機能の老化や、その他の原因によって免疫機能が落ちてしまっていると考えられています。
 
そこで免疫細胞を知って、免疫力を高めるヒントとなる日常習慣について書きたいと思います。
 
 
【免疫細胞は、腸から作られる】
免疫細胞が多く存在する場所は、“腸”です。

私たちの身体は、口から胃・腸へと続くトンネルのような構造になっており、腸には口を通じて身体に入る食べ物のほかにも、細菌やウイルスなどの病原体が入ってきます。
そうした病原体の侵入をくい止めるのは、腸にいる免疫細胞です。
免疫細胞は外敵から体を守る門番のような大切な役割をしています。
腸には全体の約6割もの免疫細胞が腸内に待機し、侵入してくる敵と戦っています。
腸の環境をよく整えることにより、免疫細胞が活発化し、免疫力も上がるといわれています。
 

【腸を整える方法】
腸内環境を整えるには善玉菌を①口から摂取するか、②体の中で増やすかです。
①    のおすすめの食材を紹介します。
●ヨーグルト

ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌は腸内環境を整えます。ただしヨーグルトから摂取した乳酸菌は胃や腸まで届いた後、善玉菌を増やしてから死滅し、体外に排出されてしまいます。効果を持続させるためには毎日食べ続けることが必要です。

●納豆

納豆は免疫力向上を手助けしてくれるビタミンB群ビタミンE、ミネラル類のカルシウムやカリウム、鉄、マグネシウム、亜鉛、リンなどを豊富に含んでいます。
そして納豆菌には、0-157などの病原性大腸菌やサルモネラ菌を予防するほどの強力な殺菌力があります。
そして、サポニンという成分が免疫細胞のエサになり、免疫力も高めてくれます
毎日1パックずつ、朝昼晩のどこかで取り入れるようにしたいですね。

●にんにく

アリシンという成分に、非常に強力な殺菌力があります。そのため風邪やインフルエンザなどにも効果は絶大です。
にんにくの殺菌力は2日ほどで消えてしまいます。2日に1回とれたら効果が続きます。
 
②    の体の中で善玉菌を増やすには
食物繊維を摂るといいといわれています。

腸内に入った食物繊維は善玉菌の餌になるので、善玉菌が増えます。
食物繊維は豆、穀類、野菜、きのこ、海藻に多く入っています。
 食物繊維は腸を通るときに腸の壁を直接刺激して、免疫機能を上げたり、生活習慣病を予防してくれていると考えてられています。

 
【よく笑うこと】
よく笑うことで、白血球の数値が上がり免疫力が高まります
実際に、“笑い”をガン治療プログラムに取り入れている病院もあるくらいです。
ここ最近明らかになって“笑い”が免疫力を高める理由は、腹式呼吸腸の仕組みにあります。
 
●笑うこと=腹式呼吸
呼吸には胸式呼吸と腹式呼吸があります。
腹式呼吸は、お腹がよく動く呼吸で腹筋をつかっています。

自分の手を、胸やお腹に当てて呼吸して、胸が開けば胸式呼吸、お腹が膨らんだりするのが腹式呼吸です。
そして、笑うと、自然と腹式呼吸になります。

腹式呼吸は、お腹の筋肉がよく動くので、腹部のリンパ管の流れが良くなり、腸が活発になります。
つまり、笑うことで腸にいる約6割もの免疫細胞が活性化されます。
 

●笑うこと=副交感神経優位にする
自律神経には交感神経と副交感神経があります。
副交感神経とは、リラックス時に優位になる神経で内蔵をよく動かす働きがあり、反対に交感神経は戦闘態勢のときに優位になり内蔵の働きを鈍くする神経です。
 
イライラ・ストレス・落ち込み・不安という状態は、自律神経の交感神経を優位にします。
交感神経は、内蔵の働きを低下させてしまうので免疫力も低下してしまうのです。
ストレスをため込まずに発散し、ポジティブ思考でよく笑うことは副交感神経を優位にして、腸の免疫細胞を活性化させてくれます。
 
まとめると、笑うことで
●腹式呼吸になり腸が動いて腸にあるリンパの流れが良くなり免疫細胞が活性化されます。
●自律神経のバランスが整えられ、副交感神経優位になり腸が良く動いて免疫力があがります。

 
【口角を上げるだけ】
1番は心の底から笑うことが免疫力アップの効果絶大ですが、そんな機会がなかなかない人は、口角を上げてみてください
人間の脳は、それを笑っているのと錯覚するので神経がリラックスして副交感神経が優位になります。
そんな作り笑いでも効果はありますが、やはり心の底から笑うことにはかなわないので
家族や友達とおしゃべりしたり、お笑いやコメディーのDVDを見たり、本を読んだり、
毎日すこしでも笑いのある年にして、インフルエンザが予防できたらいいですね。
 
今年も猪岡内科ともども、笑顔でよろしくお願いします。

 

2019-01-19 11:31:25

インフルエンザ

 
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