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もっと身近なトランス脂肪酸

もっと身近なトランス脂肪酸

もっと身近なトランス脂肪酸
猪岡内科
糖尿病療養指導士 中村郁恵
 
前回、トランス脂肪酸はどのようにできるのか、トランス脂肪酸の体への影響をまとめました。
今回は、トランス脂肪酸の代表としてよくあげられる、マーガリンを調査してみました。

 
【最近の企業努力】
トランス脂肪酸は取りすぎると動脈硬化を促進させてしまい、各国でもどんどん規制されています。
日本では規制や表示の義務はなく、野放しにされているのが現状です。
しかし、日本の企業はトランス脂肪酸を減らす努力をしていました。
 
【企業努力の歴史】
1990年頃より、世界ではトランス脂肪酸の研究が進み、食べすぎると健康被害をもたらすことがわかりました。
2003年アメリカではトランス脂肪酸の表示義務がなされます。
 
日本で製造されたマーガリンのトランス脂肪酸を減らす取り組みは2006年頃より始まりました。
この頃のマーガリンのトランス脂肪酸の含有量と、いまのマーガリンの含有量を比較してみましょう。
 
【昔のトランス脂肪酸の含有量】
2008年のワースト3品は、
「雪印 Sマーガリン」(トランス脂肪酸含有量16.0%)、
「雪印 ネオマーガリン」(14.0%
生協の「コープ コーンソフト100 バターの風味」(13.5%)でした。

 
具体的には、含有量16%のマーガリンの場合、パン1枚につける目安とされる10gを塗るとトランス脂肪酸は10×0.16=1.6gになります。
WHOの摂取基準は2g未満なので、少し多めに塗ったらそれだけでオーバーしてしまいます。
 
【今のトランス脂肪酸の含有量】
いままでは、マーガリンの製造に水素を添加した油脂が使われていました。
しかし、2018年よりトランス脂肪酸をふやす原因となる「水素を添加した油脂」を使わずにマーガリンが作られているようです。
 
ベイシアに置いてあるマーガリンを調査したので表にまとめます。

10年前と比較して、15分の1程度に減っており、バターよりも少ないものも増えています。
家庭で使うマーガリンについては問題なさそうですね。


このようなマークを目印にしてみてくださいね。
 
家庭用マーガリンはトランス脂肪酸が減ったと分かったところで、普段食べている菓子パンやお菓子、ファーストフードノ揚げ物にどのくらいのトランス脂肪酸が含まれているのか、疑問に思います。
 次回にまとめたいと思います。

2018-09-04 16:39:34

トランス脂肪酸

 
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